EV充電器をマンションに設置する②費用編

August 17, 2019

前回のブログでマンションに充電器を導入する手順について説明しましたが、今回はその設置コストについて書きます。

 

前提として、弊社では専用の契約駐車場に設置するケースはあまりなくて、空いている駐車場に充電器を設置して、マンションの住民の皆さんが充電できるように予約や使った分だけお支払いいただく課金機能を備えたアプリを提供しています。また、設置するのは普通充電器を設置しています。

(この理由については、次回のブログで説明致します)

 

先に結論を書きますと、充電器の種類によりますが、弊社昨年の実績だと1基あたりの導入費用は100万〜180万くらいです。

(国の補助金を使うと費用の50~60%が助成され、東京都は条件次第では全額補助されます)

 

①共用分電盤から充電器設置場所まで配線

普段住んでいるとあまり見ることはないのですが、

共用分電盤はマンション内の共用部に電気を供給しています。

普通受電は電灯電源を使うので、分電盤の名前がL-1とかB1-L1と

L-◯がついていることが多いです。

分電盤の容量がマンションによって様々なので、専門の電気工事会社に相談しながら設置を検討します。

 

分電盤にEV用のブレーカーを設置し、充電器設置場所まで配線工事を行います。配線工事も様々で、一概に金額を出すのは難しいのですが、

天井裏やラックや露出部分は管の中を配線していきます。アスファルトの掘削工事が発生するような工事は工数もその分かかるので、費用も高くなりがちです。

 

②充電器の設置

充電器の種類も様々あります。

コンセント>壁掛式>スタンド型 の順で金額は高くなります。

弊社で一番多いのは壁掛式です。コンセントだとケーブルを車から出して、終了後しまってが不便だということと、スタンド式の場合はそのそも本体の費用も高く、基礎工事も高くなりがちです。

壁掛式のいいところは、スペースを取らないことと、充電器、工事費ともに安上がりです。写真はPanasonicのElseev Cabi mode3(4kw)です。

コンセントのメリットもあります。費用が安いことと、ケーブルが散乱することが無いことです。

 

補助金を使った事例

具体的に東京都江東区に設置した事例を通して、コストの分解と実際管理組合としてかかった費用の内訳は以下のとおりです。

総額:180万

充電器:50万

工事費:90万

その他:40万

 

車椅子スペースがすぐ近くにあるため、ケーブルの散乱がないような充電器(モリテックスチール製)

を設置したので、特殊なケースだと思います。

また、地下の電気室から地上まで新たに配線を行うという難工事だったため、その分工事も高くなっていますが、こちらのマンションでは国の補助金と東京都の補助金を使ったことで、管理組合の持ち出し費用は14万4000円と戸建て並みの費用で設置しています。

 

 

コストダウンする方法はいくつもありますが、車椅子スペースの隣にEV充電スタンドを置きながらも、車椅子スペースをむしろ拡張して充電スペースを設けています。

 

さらに弊社として感銘を受けたのが、マンションの前に充電器を複数設置しているショッピングモールがあるのですが、マンションに置いて24時間使える状態にすることが重要ということで導入を決定していただきました。

理事会、管理組合の皆さまが、資産価値を維持向上することに真剣に考えていて、さらに駐車場収入が管理費収入の大きな割合を占めていることを理解されて、駐車場の維持整備に真剣に取り組んでいると感じました。

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